2021年3月13日(土)鹿児島アリーナ(サブアリーナ)
太陽SC U-15 18期生19名の卒団式が行われました。
3年間はあっという間で、もうこの日を迎えてしまいました。18期生は良くも悪くも個性が強い代で、個々はサッカーも含め能力は高いのですが、チームとしてはなかなかまとまらないというか、個の力とチームの力が比例しないチームという印象でした。
しかし、3年間という時間の中で同じ時間を過ごし、試合や様々な経験を重ね、次第にチームとして形を成していき、九州リーグでは1巡でしたが歴代最高位の2位になり、最後のクラブユースでは後に全国チャンピオンになったサガン鳥栖を相手に最期の最後まで苦しめました。(PK負け)
比べるのは難しいですが、歴代のチームの中でも1・2番目に入るくらいクオリティーの高い素晴らしいチームになったと思います。だからこそ、仕方がないとはいえ、もっと公式戦の場があればもっと良くなったはずだし、結果も変わっていたかもしれないと残念に思います。
このチームを全国やいろいろな舞台で戦わせてあげたかったし、もっといろんな人に観てほしかった。
ただそこに届かなかったのは、今の状況もあるかもしれませんが、チャンスは全く無かった訳ではないので、私の力不足でもあり、選手たちもまだまだ足りなかったということ。この悔しさや反省を活かして、次のステージでより輝いてほしいと思います。
ありきたりの言葉ですが、みんなはまだ15歳で中学生。今までより、これからのほうが遥かに長い。サッカーも人生も。この卒業はゴールではなくスタート。これから先、今まで以上に楽しいこと嬉しいもあるでしょうが、同じように、いやそれ以上に苦しいことも、うまくいかないことも沢山あるはず。
そんな時に思い出してほしいのは、この3年間で積み重ねてきたことや伝えてきたこと。サッカーを通して、人として大事なことを伝えてきたつもりです。命に関わることは、すぐに逃げてください。だけど、それ以外の困難にぶつかった時は、思い出して、乗り越えようと足掻いてください。
みんななら必ず乗り越えられます。素直に謙虚にやり続けてください。満足したら成長は止まります。現状維持は衰退です。向上心を持ってチャレンジしてください。
そして3時生の保護者の皆様。沢山の応援・サポートありがとうございました。私たちスタッフは至らない点も多く、ご迷惑をおかけすることも多々あったと思いますが、皆様のご理解・ご協力のおかげでなんとかここまでやってくることができました。本当にありがとうございました。私達ももっと良いチームになれるよう、またOB・OG、その保護者達がいつまでも誇れるようなチームになれるよう頑張っていきたいと思いますので、これからも太陽SCと18期生19名のサポーターとしてあり続けていただけたら嬉しく思います。よろしくお願い致します。
また1・2年生保護者の皆様、コロナ禍でいろいろな心配がある中、良い準備をしていただき、素晴らしい卒団式をありがとうございました。心温まるかけがえのない時間でした。本当にありがとうございました。
最後になりますが、18期生19名みんなのこれからの人生をずっと応援しています。みんなが元気で楽しくサッカーでも、何でも一生懸命に頑張っていることが私達の活力になります。みんなのこれからを楽しみにしています。
フウマ、レオン、キクウラ、シュン、ハルト、ジュウタ、ライ、リュウセイ、センダ、スカイ、ユキト、ナギサ、アキヤマ、リオ、ショウタ、ケンタ、シゲヤ、リク、ヒナタ。
卒業おめでとう。
みんななら大丈夫。ありがとう。