この日は姶良フットボールセンター人工芝でトレーニング。
通常のTRメニューも行いましたが、この日はキックのトレーニングを沢山の時間を割き行いました。
こんなに良いピッチで、リーグの試合球を使いトレーニングしているので、蹴れない理由はもう蹴る人の技術のみ。
まぁ ちゃんと蹴れない。
時代なのかもしれないけど、ポゼッションサッカーが主流になり、狭い局面のトレーニングが多くなり、昔に比べ長いキックのトレーニング量は確実に減っているような気がする。蹴った分しかキックは上手くならない。サッカーなのだから、キックは重要な技術。あたりまえだけど良い選手でキックが下手な選手はいないし、キックが上手でサッカーが下手な選手もあまりいない。
自分達が子供の頃は遊びでも練習でもシュートとかキックの練習ばかりしていた気がする。ポゼッションとか全然した記憶がない笑。だから今と比べて全然サッカーは下手だけど、キックが上手な人は沢山いた。
ボールを繋ぐためには長いボールは重要だと常々伝えている。繋ぐと言ったら短いボールばかりのイメージだけど、長いボールで繋ぐことも必要だし、長いボールがあるから、短いボールも生きる。逆も然り。
シュートがなかなか入らないのも、そこが原因の一つ。
前述したように、キックは蹴った分しか上手くならない。勉強も他のスポーツも、他の技術も基本そうだけど。だったらやるしかない。
練習後、隣の陸上競技場で鹿児島ユナイテッドのトップチームと鹿屋体育大のTRMが行われていました。
OBの惇也とも試合前に話をしたけど、今年はやってくれるはず。惇也も寛也もパフォーマンスも良かった!楽しみにしています。
またマネージャーをやっているOB翼や恩師の鹿屋体育大の塩川監督にも久し振りに会い、いろいろ話もしました。その後GMのご厚意で非公開だったTRMを観戦させていただきました。
体大も巧い、ポジショニングもタイミングも技術もしっかりしていて、プロ相手に臆することなく普通に前進していく。
最初の時間は体大が内容で圧倒していたけど、段々とユナイテッドが対応し、いつのまにか主導権を握っていました。
45分を2本だけ観させて頂きましたが、プロはやはり対応力というか自己解決力が違うなと感じました。監督は試合中特に声を出すわけではなく静観していましたので、自分達で考えて対応し解決した感じでした。
私も大学時代にいろいろプロと試合をさせていただきましたが、スピードに自信があったので最初はぶっちぎっていたのですが、だんだん抜けなくなり、最終的に何にもできなくなる経験をした覚えがあります。
プロになる選手はいろんな意味で自立してるのだなと、過去の経験と今回見て改めて感じました。