九州クラブ選手権 準々決勝 vs サガン鳥栖
2020年 11月22日(日)嬉野みゆき運動公園
KYFA 堺整形外科杯 2020 第35回九州クラブユース(U-15)サッカー選手権大会
準々決勝
vs サガン鳥栖
1-1(前半1ー0)
延長0-0
PK2-4
得点:23分 松尾(A亮音)、36分 失点
交代:日向→琉成、秋山→澄海、修也→仙田
この日2試合目、準々決勝の相手は九州リーグで1-6と大敗したサガン鳥栖。もう一度やりたいと望んでいた相手。
高円宮杯全国を決めていますし、ラウンド16のトリニータ戦も相変わらずの強さ、速さを見せていました。(うちの選手達も観てヤベーとビビってました笑)
ただ今回は60分ゲームですし、最後ですので、どう見られようが自分達ができるやり方で絶対に勝つぞということと前回やり続けられなかった部分もあったので、必ずやり切るよと声を掛け臨みました。
選手達も気持ちがだいぶ入っていて、良い顔でゲームに入れたかなと思います。
開始直後から相手の速さ巧さを紙一重で我慢しながら対応、プレスのスタートラインを下げて、ちょっと人よりに対応しながらスペースを埋めました。なかなか攻撃にはうまく繋げられていなかったのですが、飲水後に守備がようやく慣れてフィットしてきたかなと思っていた矢先にようやく訪れたファーストチャンスで松尾のまさかの右足で先制。
ちょっとゾワッとしました笑。
前半はそのまま1-0で折り返します。HTにテンション高めで帰ってきたので、ちょっとクールダウンして、話をして、ここから色々なことが起きるのも想定して、やるべきことは変わらないよと送り出しました。
後半6分にサイドをワンツーで崩され、クロスを入れられたところにキレイに合わされ同点に追い付かれましたが、そこから逆にやるしかないとなったかはわかりませんが、折れずに攻撃はむしろ良くなったような気がしました。
そこからGKと1対1や決定機を2〜3度作り出しましたが、決め切らない…。ビッグチャンスが続いたのですが…。ここで勝負をつけたかった。
残り10分を切って今日2試合目の影響もあって、足を攣る選手が続出しだしました。交代人数はもちろんですが、後半は交代回数も制限があるので、状況を見ながらせざるを得ないので積極的にカードも切れない状況。
しかし、どうしても走れなくなった選手は替えて交代回数を使い切り、残りの選手達に全てを託す。
残りの力を振り絞り全力で戦いますが、後半残り5分くらいから延長前後半は耐える時間になってしまいました。
そのまま、延長戦まで決着がつかずPK戦へ。
PKはしょうがないかな。決めれなかった選手が悪いのではなく選んだ私の責任。あの緊張感ある場で決めるのは簡単ではないし、元々PK戦は部が悪いと思っていましたし。笑
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3年生の全ての公式戦が終わりました。
最後となったゲームは今までで一番魂の入った素晴らしいゲームを見せてくれたと思います。この大会は結局サガン鳥栖が優勝しましたので(準決勝casaに4-0、決勝vファーレンに3-1)うちが鳥栖を1番苦しめたと自負していいかな笑。
本当に可能性のあるチームで、コロナの影響でチャンスや試合が少なかったとはいえ、高円宮杯全国に連れて行ってやりたかったし、全国でも戦えると思っていましたし、もっと世間にやれるところを示したかった。
本当に力不足で申し訳ない。
ただ、九州リーグではJ下部チームにも内容もしっかりと戦えましたし、今まで1番の好成績でした。サッカーの中身に関してもクオリティーが高いものだったと思います。そこは自信を持ってほしいと思います。
最後試合が終わってから、少し話をしましたが、試合の中でこうしておけば良かったとか、この判断をしておけばや、今までもっと練習しておけばとか、もっとこうしておけばと後悔が少なからずあると思います。私もあります。
そういうことや今までの素晴らしい経験を必ず次に繋げてほしい。まだ中学生。これからのほうが長い。
最後の涙を忘れないように、またスタートを切ってほしいと思います。
保護者の皆様、遠方にも関わらず、沢山の応援ありがとうございました。私達スタッフも至らない点が多かったと思いますが、皆様の応援サポートのおかげでなんとか頑張ることができました。本当にありがとうございました。
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