2020年11月7日(土)熊本県嘉島総合運動公園
KYFA 第32回九州U-15サッカー選手権大会 兼 高円宮杯JFA第32回全日本U-15サッカー選手権大会九州予選
代表決定戦
vs FC KAJITSU
0-1(前半0-0)
全国まであと一歩が届かず、非常に悔しい敗戦となってしまいました。
主観で話しますので悪しからず。
たくさんのチャンスや決定機を作りながらも、決め切ることができず、後半ワンチャンスを決められてしまいました。
こういう試合なので硬いゲームになるのはある程度分かってはいましたし、上手くいかなくても我慢しながら、それでもチャンスは作っていました。これもサッカーというのは分かっているだけに、内容どうこうより勝って結果を出さなくちゃいけなかった。
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前半、相手のやり方に対して準備してきたことがうまくハマらず、シュートまでは行かれていないですが、少し後手にまわってしまいました。
微調整を繰り返しながら、少しずつフィットしていって、その中で奪ったボールを仕掛けながら2回ぐらい決定機はありましたし、チャンスは作れていましたが、負傷の治療で10人で戦う時間帯もあり、やられてはいないけど、持たれる時間もあり、やられている感がある、ちょっと思い通りにいかない前半でした。
HTでリフレッシュでき、ちゃんと話せたこともあり、後半は守備も整理できて攻撃の時間が増えていきました。飲水後もフレッシュな攻撃の選手を立て続けに入れ攻勢にでますが、チャンスをモノにできない。
後半30分ぐらいに大決定機が訪れますが、そこを逃してしまうと、その直後、一瞬の隙に中央を崩され先制を許してしまいます。
そこまでシュートもほとんど打たれていないですし、決定機らしい決定機は作られていなかったのですが、その唯一1本だけ本当に綺麗に崩されてしまいました…。
残り10分。
選手達は下を向かず、最後までゴールに迫り、チャンスを作りますが、相手の身体を張った守備に最後までゴールを割ることができずにそのまま試合終了。
選手達は最後まで本当に頑張りましたし、全員で戦っていました。内容はまだまだ改善の余地はありますが、お互いに全国を懸けた熱い好ゲームだったかなと思います。
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やはり1番は私の力不足。
1週間、分析からトレーニングから良い準備をしてきたつもりでしたが、私が考え過ぎたかな。例えば、選手達には相手をリスペクトするけど、しすぎないようにとか、相手の良さを消すためには自分達が握ることが1番と伝えていたのですが(それ自体は間違いじゃない)、KAJITSUとは6月以降やっていなかった部分もあり、私の頭の中の比重が守備の部分が多くなってしまって、相手の良さをリスペクトしすぎていたような気がします。私のそういう部分が選手達の良さを少し減らしてしまったかなと思います。
選手達も決め切らない部分、チャンスで積極的にチャレンジできなかった部分、前に早くなり過ぎていた部分、CBが救急車で運ばれて(怪我をして)バタバタした部分、伝えられなかった部分、一瞬の隙を与えてしまった部分など、まだまだ沢山の改善の余地があります。
全国は逃してしまいましたが、この悔しい気持ちや経験を最後の九州クラブユースやこれからの糧にしてほしいと思います。
相手が同じ鹿児島だっただけに余計に悔しいですが、FC KAJITSUさんおめでとうございます。九州代表としてはもちろんですが、鹿児島のクラブの代表としても頑張ってきてください。
また、今日は遠方にも関わらず沢山の方が応援に来てくださいました。本当にありがとうございました。良い結果を見せることができず申し訳ないですが、また選手達と頑張りますので、最後の九州クラブユース選手権まで応援サポートよろしくお願い致します。