2020年10月24日(土)佐賀龍谷高校人工芝サッカー場
高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2020九州
第9節(最終節)
vs サガン鳥栖唐津
4-1(前半1-1)
得点:33分 澄海、38分 失点、49分 琉成(A亮音)、55分 澄海(A菊浦)、70分 日向
交代:重弥→玲音、琉成→秋山、菊浦→健太、風舞→素大、亮音→渚沙、日向→十立
今期は1巡のみですので、早くも最終節。
前節、初黒星してしまいましたのでズルズル連敗はしたくないですし、最終節ですので勝って締めたい気持ちと来週から始まる高円宮杯に勢いをつけたいところ。
しかし、先週鳥栖に負けてからこの1週間なんかフワフワしてる。コテンパンにやられたからなのか、初黒星で落ち込んでいるのか、まぁ元々緩さは良い意味でも悪い意味でもある代なのですが、それを差し引いてもこの1週間なんか覇気がない感じを受けました。
ですから試合前のミーティングで、このままの状態で高円宮杯を迎えるのはマズイよねという話から、戦術的な話はほとんどせずに、今何をするべきか、何が必要か、私が思うことを伝えてw-upに入りました。
試合は前半から押し気味に進め、チャンスも作りますが、なかなか得点にはならない。ようやく33分にCKのこぼれから先制しますが、すぐに悪い失い方からカウンターで同点に追い付かれ、1-1で折り返します。
ボールを握っている時間が長いとありがちなのですが、次第に前を狙わなくなる。そして足元ばかりになり、ボールも人も動きがなくなるので、相手からしたら狙い易くなり、失う回数が増え、リズムが悪くなっていく。そんな前半。
まず積極的に狙うこと(ゴール、シュート、裏や前のスペース、突破)。それがあるから繋ぐことも生きるし、できるようになる。他にも少し修正点を伝えて後半へ。
後半は少し良くなって積極的にゴールを狙い出す。点になった形も良かったですし、他にも良いプレーが沢山出るようになりました。そうすると繋ぐところも格段に良くなり、失わなくなりましたね。
欲を言えば、もう少し点に繋げたいところでしたが、しっかり3点取って勝ち切ったことは良かったです。
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最終戦が終わり、1巡のみ9試合と短かったですが今年度の九州リーグを終えました。もう1巡あればまたガラッと変わるのですが、開催も危ぶまれていたことを考えると試合が行えただけで有り難いですし、良い経験ができたのは間違いありません。
しかも驚くことに今期は1回しか負けていない。7勝1分1敗の現在、暫定1位。無敗の鳥栖がまだ3試合未消化ですので、1位は厳しいと思いますが、2位以上は確定。
昇降格が無いので、相手のメンバーがどうとかは分かりませんが、真剣勝負だったことに変わりはありませんし、うちも全試合同じスタメンはなく、3年生19名全員がスタメンを経験することができました。
その中で満足のいくプレーができたり、悔しい思いをした選手さまざまだと思いますが、この濃い経験を来週からの高円宮杯、11月末の九州クラブユース選手権、そして自分のこれからに活かして繋げてほしいと思います。