TRM(7/19)vs 神村学園高

TRM(7/19)vs 神村学園高

2020年7月19日(日)神村学園サッカー場

TRM(30分×4本)

vs 神村学園高

①1-0

②0-1

③0-2

④1-1


今日は神村学園の高校生に胸を借りました。

強さ、速さ、巧さがある相手に入りから集中すること、それを想定内にすること、準備を早く常にアラートな状態で臨むこと、積極的に仕掛ける、ゴールを目指すことを求めてゲームに入りました。

序盤、相手のシステムに対してのプレスのかけ方がいつもと違う形になるので、戸惑いがありましたが、自分達なりに考えて対応はできたと思います。ただあの形をずっとは難しいと思うので、状況に合わせてプレスのスタートラインを下げる判断をチームとして決断できれば良かったかなと思います。

また、良い形を何度も作ることができたのですが、積極性を欠きシュートを選択しなかったり、決定機を逃してしまいハプニング的な1点に留まってしまったのは残念でした。

2本目、だんだん時間と共に運動量も減ってきた部分がありますが、ビルドアップで勇気を持てなくなったこともあったのか、ハイプレッシャーの中、繋ごうとする姿勢やプレーが減り、長いボールばかりになってしまい、結果跳ね返されカウンターを受けるという悪循環に最後はなってしまい、残り時間僅かで失点してしまいました。トレーニングでやっている部分だからこそ、もっとチャレンジしてほしかったです。

3・4本目、判断の部分でミスが出てしまい失点に繋がってしまいました。だけどそれも良い経験。一瞬の判断ミスでボールを失い、失点に繋がる。強い相手だからこそ、出る現象ですので、次に必ず繋げてほしいと思います。

あとは1・2本目もですが、以前から伝えていることですし、あたりまえですが、相手が強いからこそ、やらないといけないことをやっていない。気持ち的な部分も技術的な部分も。

簡単にはプレーできないからこそ、よく見て、駆け引きして、外したり置き場所、運び方など細部に拘らないといけないのに、慌ててただ相手より早くとか、強くとかになってしまい、無謀な競争だけをしてしまう。

これは強い相手に勝つためには絶対忘れてはいけないこと。

あとは苦しい時間帯にもっと戦おう、変えようと声を掛けたり、自分達で雰囲気を作れるようにしないといけません。

勢いがある時は良いけど、流れが悪い時に我慢することや変えることができないのはこの代の足りない部分。流されてしまうというか、流されるまま。自分達で変えようとしない。

最後に伝えましたが、きつい時、苦しい時に本性というか本当の力が試される。そこで戦わなくなるのか、逃げるのか、改善しようと試行錯誤するのか、変えようともがくのか。

それが最終的に結果として返ってくると思っています。

今日は沢山学ぶことができました。

普段・日常の部分から、サッカーの細かいところまで。まだまだ改善していかないといけない部分が沢山あるなと改めて実感させられました。

神村学園高さん。ありがとうございました。