2019年4月14日(日)JFAアカデミー宇城人工芝
高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ九州2019
第5節
vs ソレッソ熊本
2-1(前半0-0)
得点:澄海(A皇馬)、樹生人
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前節の悔しい敗戦から1週間。
いきなり劇的に変わることはできないけど、今できることを精一杯やろうということと、気持ちの部分は変えることができると思い、この1週間トレーニングの中で求めてきました。
試合前のミーティングでも、多くは伝えず、今できることを100%やること(運動量、声、観ること、球際、etc)、チーム全員でやること、勇気を持つこと(ボールを持つこと、繋ぐこと)とやるべきことをシンプルにしてはっきりして臨みました。
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相手はソレッソ。
新チームになってから4回目の対戦。
今のところ1分2敗でまだ勝てていない。しかし前回は引き分けで次第にやれると自信もついてきたと思いますし、そもそも同じ相手に何回も負けられない!
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試合は入りから集中していました。
途中ミスから危ないシーンもありましたが、前半はそれ以外の時間ではしっかりできていたと思います。
攻撃でも決定機をたくさん作れた訳ではありませんが、押し込みながらチャンスを作ることはできていました。
しかし、前半は取りきれず。
HTに守備の確認をして、この流れで負けられないぞ、勝ち切ってこいとハッパをかけて送り出しました。
後半は一進一退。
しかし、時間と共に疲れも出てきたのか次第に押し込まれ後半17分。
相手の崩しに対しての対応が遅れ、先制を許してしまいました。
ここまで悪くはなかったので、この流れでの失点は痛かったです。
しかし、今日はここから我慢強く戦い、諦めずに戦えました。
残り10分を切ったところで同点。
勢いそのままに2分後の72分に逆転ゴール。
残り時間、全員で声を出し合って守り抜きました。
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ようやくソレッソに勝つことができました。
内容も悪くなかったですが、それ以上に姿勢や気持ちの部分が今までと違って良かったように感じました。
その姿勢が守備の連続や反応や判断の早さに繋がり、攻撃の部分でも勇気を持ってボールを繋ぎ、ゴールを目指すことに繋がったのだと思います。
普段から選手には伝えていますが、改めて技術や戦術は土台となる選手のパーソナリティーやメンタリティーの上に成り立つものだなと実感しました。
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あとはせっかく変化の兆しが見えて、勝点3を取ることができましたので、これを続けていくこと。
満足してしまってはまた同じことの繰り返しになってしまいます。
もっともっと変わっていけるように。